獣医師お墨付きサプリ「バランスアルファ」
2020年、獣医師が考案した「長生き犬ごはん」の著者、獣医師の林美彩先生が、満を持して今度は猫ちゃんの手作りごはんの入門書を書き下ろされました。
「獣医師が考案した長生き猫ごはん」です。
「手作り食では足りない栄養素がある」「老猫の体が気になる」「腎臓・肝臓に疾病がある」などの場合は、サプリメント摂取がとても有効だと書かれています。
粉末だと食事のトッピングとしてかけられるので便利。また、骨や筋肉に関する「カルシウム」、腸内をきれいにする「乳酸菌」、代謝を促進する「ビール酵母」、全身の栄養素「アミノ酸」などは知っておくと心強いこと間違いなし!とのことです。
●獣医師 林美彩(はやしみさえ)
毎日の食べるのもで体が作られていくという両親の教えのもと、大学時代に愛犬・茜を迎えたことをきっかけに、手作り食を学ぶ。大学卒業後は、代替医療・西洋医学両方の動物病院に勤務し、その後サプリメント会社での相談応対に従事。
西洋医学と代替医療の良いとこどりをした治療、病気にならない体作り、家庭でできるケア広めるため、2018年3月に往診専門動物病院「chicoどうぶつ診療所」(東京都豊島区)を開院。現在、全国より数々の相談を受けている。獣医保健ソーシャルワーク協会所属。
●獣医師 古山範子(ふるやまのりこ)
麻布大学獣医学科卒業。
愛猫4匹と暮らし、手作り食を中心に犬猫の養生法を提案する、犬猫養生Harmonyを主催。
中山動物病院(茅ヶ崎市)非常勤獣医師。
ペットのためのホリスティックケアセラピスト養成講座講師。日本獣医ホメオパシー医学会認定獣医師。日本ペット栄養学会会員。日本獣医動物行動療法研究会会員。国際薬膳師。獣医保健ソーシャルワーク協会所属。
獣医師が考案した「長生き猫ごはん」の紹介
PART1「季節のレシピと猫ごはんの基本」
このPART1で大切なのは、「季節」と「ステップアップ」です。
後で述べますが、林先生の「食」の考え方は「薬膳」です。
すごくシンプルにいうと”季節のもの旬のものを猫ちゃんにあげよう”ということです。
ですから基本のところで、春夏秋冬+土用(季節の変わり目)の五節の食材を用いたレシピが紹介されています。
そして「ステップアップ」、ここが猫ちゃんごはんの一番の重要ポイントなのですが、口に入れるものに大変神経質で、好き嫌いの激しい猫ちゃんに、どうやって手作りごはんを食べさせていけるか、そのプロセスについて書かれています。
このプロセスを「長生き猫ごはん」の本の中では「Hop・Step・Jump」方式と名付け、そのやり方について丁寧に教えてくれています。
作れば何でもガブガブ食べてくれるワンちゃんと違い、猫ちゃんの場合は気に入らなければ見向きもしてくれません。
ですから、いわゆる食事だけでなく、おやつや飲み物も合わせて「口に入れるも」全体で、栄養の課題をクリアしていこう、という現実的でフレキシブルな対応を教えてくれます。
弊社商品「バランスアルファ」はこの章で、お二人の獣医師がすすめるお墨付きサプリメントとして掲載されています。
PART2「ニャンコの食事・健康Q&A」
PART2では、個別の質問に答えながら、手作り猫ごはんのイメージを膨らませていきます。
同時に健康課題について考え、療養食としての手作りごはん、という核心部を解説していきます。
※この本の軸となる考え方「薬膳」とは
林先生の本の場合は「薬膳」が軸です。
「薬膳」は生き物のからだと営みは「食」によって形作られており、健康を保つのも、健康を回復するのも「食」がメインであると考えます。
そして食材もまた命であり、その食材は季節によって生命力が違うから、最も生命力のある旬のものを選ぼう、と考えます。
それがレシピを春夏秋冬+土用(季節の変わり目)の五節に分ける意味となります。
つまり「薬膳」という考え方は、猫ちゃんだけでなく、生き物であればその原点は自然状態にある、だから食もまた自然状態に近づけていくことで、その本来の生命力を引き出す、という軸になるのです。
PART3「愛猫のための手作りごはん体験記」
このパートでも、PART2の延長で、お客様の体験談を通して手作り食の工夫と効能のポイントが語られますが、特に療養食については具体的な病気のケースが紹介されます。
猫ちゃんの場合、多頭飼いするケースも多いので、そういう場合の食の在り方についても参考になりそうです。
PART4「ニャンコと私のおすそわけレシピ」
食に神経質な猫ちゃんは出された食事をきちんと食べてくれないことも多々あります。
「食事」というよりも口に入れるもの全てを合わせて栄養を考える、ということがより現実的です。
ですから飼い主様の食事もまた、猫ちゃんの好奇心をくすぐって口に入れさせるチャンスととらえよう、というのがこのパートのねらいです。
巻末チェックリストと食材表
飼い主様が日常の中で気にかけるチェックポイントも、どこをどのように注意すればよいかわかりやすく教えてくれます。
そして、もちろん食材は旬であることが大切なので、同時に食べられないもの、食べさせてはいけないものもありますから、巻末の「旬の季節を知る食材表」はとても大切で便利です。