よい動物病院の選び方について教えてください
2022年04月04日
よい獣医師を探す方法
できれば近所に”かかりつけ”の獣医さんがいることが望ましいですね。
よい獣医師の必要条件は、よく話を聞いてくれて、質問にも面倒がらずに答えてくれることでしょう。
飼い主さんとの相性が良いという点も重要ですね。
そして、症状や検査・治療の方法、かかる費用をわかりやすく説明してくれる。
飼い主側の同意を得た上で治療を進めるインフォームドコンセントを心がけていることだと思います。
初めて動物病院を探す場合は、周囲の犬好きさん、猫好きさんや、犬や猫のコミュニティで評判のよい病院を聞くなどして情報を集めましょう。
最初は健康診断の相談などでお試しで訪ねてみるといいでしょう。
受付での対応の仕方、院内の清潔さや設備の様子など、ある程度の判断材料になります。
飼い主は問診に備えましょう
獣医師は犬猫に代わって飼い主さんに問診することで情報を得ます。
犬猫に何が起きているか、問題点を明らかにするための聴取をするのです。
年齢、品種から、それまでの病歴と主訴(いつ頃からおかしいか、どんな症状があるか)を飼い主さんが正しく伝えることが大切です。
また、子犬や子猫であれば、入手経路やどのような環境から保護したかが重要な情報となります。
高齢な犬猫であれば、それまでの病歴や検査結果、そして現在の食事や排泄の状態を正しく伝えられるようにします。
また、てんかん発作のように診察室で目視できない症状は、写真や動画に撮って持参すると診察に役立つので便利です。
動物病院では、患者(犬猫)の代わりに飼い主さんが症状を正しく伝えなければなりません。
動物病院に行く前にするべきこと
病院までの移送にはキャリーケース(キャリーバッグ)が必要となることがあります。
とくに公共の交通機関を利用する場合、ケースに入れなければ乗車することができません。
病院へ行く時に初めてキャリーケースを使用するようでは抵抗が大きいので、日頃からキャリーケースに慣れさせておくと好都合です。
キャリーケースを部屋の隅やクローゼットなどに開放しておくと、気が向いたときの居場所になります。